PCRE 関数を使うときには、パターンを delimiters で囲まなければなりません。 英数字、バックスラッシュ、空白文字以外の任意の文字をデリミタとして使うことができます。
デリミタとしてよく使われる文字は、スラッシュ (/)、 ハッシュ記号 (#) およびチルダ (~) です。 次に示す例は、どれも正しいデリミタです。
/foo bar/ #^[^0-9]$# +php+ %[a-zA-Z0-9_-]%
角括弧形式のデリミタを使うこともできます。 これは、開き角括弧と閉じ角括弧がそれぞれ開始デリミタ、終了デリミタを表す形式です。 ()、 {}、[] そして <> はどれも、角括弧形式のデリミタとして有効です。
(this [is] a (pattern)) {this [is] a (pattern)} [this [is] a (pattern)] <this [is] a (pattern)>
パターンの中でデリミタ文字をマッチさせたい場合は、バックスラッシュでエスケープしなければなりません。 パターン内でデリミタが頻繁にあらわれる場合は、 デリミタを別の文字に変更したほうが読みやすくなります。
/http:\/\// #http://#
終了デリミタの後に パターン修飾子 を付加することもできます。次の例は、大文字小文字を区別しないマッチを行うものです。
#[a-z]#i