php.ini の設定により動作が変化します。
名前 | デフォルト | 変更可能 | 変更履歴 |
---|---|---|---|
intl.default_locale | PHP_INI_ALL | ||
intl.error_level | 0 | PHP_INI_ALL | |
intl.use_exceptions | 0 | PHP_INI_ALL | PHP 5.5 および PECL 3.0.0a1 以降で使用可能。 |
以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。
intl.default_locale
string
何も指定しなかった (引数を省略したり NULL を渡したりした) 場合に intl 関数が使うロケール。 これは ICU のロケールであり、システムのロケールではありません。 組み込みの ICU ロケールとそのデータは、 » http://demo.icu-project.org/icu-bin/locexp で確認できます。
デフォルト値は空文字列で、これは ICU のデフォルトロケールを意味します。 いったん設定したら、ini の設定でこのデフォルト値に戻すことはできません。 このデフォルトに依存することはおすすめしません。その値がサーバーの環境に依存するからです。
intl.error_level
integer
ICU 関数でエラーが発生したときに生成されるエラーメッセージのレベル。
PHP のエラーレベル、すなわち E_WARNING
などになります。
0 を設定すれば、エラーメッセージを抑制できます。
この設定は、エラーを表す返り値や
intl_get_error_code() が返す値、
そしてエラーコードやエラーメッセージを取得するクラスメソッドなどには影響しません。
E_ERROR を選ぶと、intl クラスでエラーが発生したときにスクリプトを停止させます。
デフォルト値は 0 です。
intl.use_exceptions
integer
true にすると、intl 関数でエラーが発生したときに例外を発生させます。 この例外は、IntlException 型になります。 intl.error_level によるエラーメッセージと組み合わせて使うことになるでしょう。
デフォルト値は FALSE
です。