この関数は、subject
の中に現れるすべての
search
(大文字小文字を区別しない)を
replace
に置き換えた文字列あるいは配列を返します。
一般に、凝った置換ルールが必要ないのであれば、
preg_replace() で i
修正子を使用するかわりにこの関数を使用すべきです。
search
および
replace
が配列の場合は、
str_ireplace() はそれぞれの配列から取り出した
値を使用して subject
の置換を行います。
replace
の要素数が
search
より少ない場合は、残りの要素は
空の文字列に置き換えられます。もし search
が配列で replace
が文字列だった場合は
すべての search
が同じ文字列に置き換えられます。
しかし、逆は意味がありません。
search
あるいは replace
が配列の場合は、配列の最初の要素から順に処理されます。
search
探したい値。needle (針) と呼ばれることもあります。 配列を使えば、複数の値を指定することもできます。
replace
見つかった search
を置き換える値。
配列を使えば、複数の値を指定することもできます。
subject
検索・置換の対象となる文字列あるいは配列。 haystack (干し草の山) と呼ばれることもあります。
subject
が配列の場合は、そのすべての要素に
対して検索と置換が行われ、返される結果も配列となります。
count
指定した場合は、マッチして置換が行われた箇所の個数がここに格納されます。
置換した文字列あるいは配列を返します。
例1 str_ireplace() の例
<?php
$bodytag = str_ireplace("%body%", "black", "<body text=%BODY%>");
echo $bodytag; // <body text=black>
?>
注意: この関数はバイナリデータに対応しています。
str_ireplace() は左から右へと置換を行うので、 複数の置換を行うときには、前に追加された値を置換する可能性もあります。 str_replace() のドキュメントにある 2 番目の例が、これが及ぼす影響の実例です。