(PHP 4, PHP 5, PHP 7)
set_time_limit — 実行時間の最大値を制限する
$seconds
)スクリプトが実行可能な秒数を設定します。 この制限にかかるとスクリプトは致命的エラーを返します。 デフォルトの制限値は 30 秒です。 なお、php.iniでmax_execution_timeの 値が定義されている場合にはそれを用います。
この関数がコールされた場合、 タイムアウトカウンタをゼロから再スタートします。 言いかえると、タイムアウトがデフォルトの 30 秒で スクリプト実行までに 25 秒かかる場合に、 set_time_limit(20) を実行すると、スクリプトは、 タイムアウトまでに全体で 45秒 の間実行されます。
seconds
最大実行時間を表す秒数。ゼロを設定すると、時間制限を行いません。
成功した場合に TRUE
、失敗した場合に FALSE
を返します。
この関数は、PHP が セーフモード で実行されている場合には効果がないことに注意してください。 セーフモードをオフにするか、php.ini の時間制限を変更する以外に対策はありません。
注意:
関数 set_time_limit() と設定ディレクティブ max_execution_time は、 このスクリプト自体の実行時間にのみ影響を与えます。 system() を用いたシステムコール、ストリーム操作、 データベースクエリ等のスクリプト実行以外で発生する処理にかかった時間は スクリプトが実行される最大時間を定義する際には含まれません。 ただし、Windows ではこれは当てはまりません。 計測された時間は実際の時間と等しくなります。