(PHP 4, PHP 5)
set_magic_quotes_runtime — magic_quotes_runtime の現在アクティブな設定をセットする
この関数は PHP 5.3.0 で 非推奨 となり、 PHP 7.0.0 で 削除 されました。
PHP 5.3 以降ではこの関数は非推奨となり、実行すると E_DEPRECATED が発生するようになりました。 PHP 5.4 以降では、マジッククォートを有効にしようとして、さらに E_CORE_ERROR も発生するようになりました。
new_setting
FALSE
はオフ、TRUE
はオンを表します。
成功した場合に TRUE
を、失敗した場合に FALSE
を返します。
例1 set_magic_quotes_runtime() の例
<?php
// 一時的なファイルポインタを作成します
$fp = tmpfile();
// データをポインタに書き込みます
fwrite($fp, '\'PHP\' is a Recursive acronym');
// magic_quotes_runtime なしの場合
rewind($fp);
set_magic_quotes_runtime(false);
echo 'Without magic_quotes_runtime: ' . fread($fp, 64), PHP_EOL;
// magic_quotes_runtime ありの場合
rewind($fp);
set_magic_quotes_runtime(true);
echo 'With magic_quotes_runtime: ' . fread($fp, 64), PHP_EOL;
// 後始末
fclose($fp);
?>
上の例の出力は以下となります。
Without magic_quotes_runtime: 'PHP' is a Recursive acronym With magic_quotes_runtime: \'PHP\' is a Recursive acronym