(PHP 7)
preg_replace_callback_array — 正規表現検索を行い、コールバック関数を使用して置換を行う
$patterns_and_callbacks
, mixed $subject
[, int $limit
= -1
[, int &$count
]] )この関数の動作は、preg_replace_callback() に似ていますが、 コールバック関数が、パターン単位ペースで実行されるところが異なります。
patterns_and_callbacks
パターンをキーとし、コールバック関数を値とする連想配列です。
subject
文字列あるいは文字列の配列で、 検索および置換の対象となる文字列を指定します。
limit
subject
文字列における
各パターンの最大置換回数。デフォルトは
-1 (無制限) です。
count
指定した場合は、置換を行った回数がここに格納されます。
preg_replace_callback_array() は、
subject
が配列の場合には配列を、
それ以外の場合は文字列を返します。
エラー時の返り値は NULL
となります。
マッチするものが見つかった場合は新しい subject
を返し、それ以外の場合はもとの subject
をそのまま返します。
例1 preg_replace_callback_array() の例
<?php
$subject = 'Aaaaaa Bbb';
preg_replace_callback_array(
[
'~[a]+~i' => function ($match) {
echo strlen($match[0]), ' matches for "a" found', PHP_EOL;
},
'~[b]+~i' => function ($match) {
echo strlen($match[0]), ' matches for "b" found', PHP_EOL;
}
],
$subject
);
?>
上の例の出力は以下となります。
6 matches for "a" found 3 matches for "b" found