(PHP 5, PHP 7)
php_user_filter::onCreate — フィルタを作成するときにコールされる
このメソッドがコールされるのは、フィルタクラスのオブジェクトのインスタンスを生成するときです。 他のリソース (バッファなど) を確保したり初期化したりする場合は、このメソッドで行います。
フィルタのインスタンスを作成して yourfilter->onCreate() をコールすると、 以下の表に示すさまざまなプロパティが使えるようになります。
プロパティ | 内容 |
---|---|
FilterClass->filtername | フィルタのインスタンスを作成するときの名前を表す文字列。 フィルタを登録するときには、複数の名前を使ったりワイルドカードを使ったりできます。 このプロパティを使って、どの名前が用いられたのかを判断します。 |
FilterClass->params |
stream_filter_append()
あるいは stream_filter_prepend()
に渡された params パラメータの内容。
|
FilterClass->stream |
フィルタの対象となるストリームリソース。
closing パラメータが FALSE の状態で
filter() がコールされている間だけ存在します。
|
この関数にはパラメータはありません。
このメソッドを実装は、成功した場合に TRUE
そして失敗した場合に FALSE
を返す必要があります。