PDO および PDO_SQLITE ドライバは、PHP 5.1.0 以降デフォルトで有効となっています。 必要に応じて、使用するデータベース用の PDO ドライバを有効にすることができます。 データベースごとの PDO ドライバについてのドキュメント を参照ください。
注意:
PDO を共有モジュールとしてビルドする場合 (非推奨です)、 すべての PDO ドライバは PDO 自体の後に ロードしなければなりません。
PDO を共有モジュールとしてインストールする場合は、php.ini ファイルを変更し、PHP の実行時に PDO 拡張モジュールが自動的に読み込まれるようにしなければなりません。 データベースごとのドライバについても同様です。 ドライバは、pdo.so ファイルの後に記述するようにしましょう。 ドライバを読み込む前に PDO の初期化を済ませておく必要があるからです。 PDO およびデータベースドライバを静的にビルドした場合は、この部分は読み飛ばしてかまいません。
extension=pdo.so
PDO および主要なドライバは、共有モジュールとして PHP に同梱されています。 単純に php.ini ファイルを編集するだけで使用可能です。
extension=php_pdo.dll
注意:
PHP 5.3 以降ではこのステップは不要です。PDO の DLL は必須ではなくなったからです。
次に、その他のデータベース固有の DLL について、実行時に dl() で読み込むか php.ini の中で php_pdo.dll に引き続いて指定します。たとえば次のようになります。
extension=php_pdo.dll extension=php_pdo_firebird.dll extension=php_pdo_informix.dll extension=php_pdo_mssql.dll extension=php_pdo_mysql.dll extension=php_pdo_oci.dll extension=php_pdo_oci8.dll extension=php_pdo_odbc.dll extension=php_pdo_pgsql.dll extension=php_pdo_sqlite.dll
これらの DLL は、システムの extension_dir になければなりません。
注意:
php.ini ファイルを変更したら、 新しい設定を有効にするために PHP を再起動する必要があります。