OCI8 1.4 は、PHP 5.3 や PHP 5.4 そして PHP 5.5 に含まれています。また、 » PECL からも取得できます。 新しいバージョンである OCI8 2.0 は available only from » PECL にしかありません。 OCI8 1.4 を使うには、Oracle 12c, 11g, 10g あるいは 9iR2 のクライアントライブラリと PHP 4.3.9 以降が必要です。OCI8 2.0 を使うには、 Oracle 12c, 11g あるいは 10g のクライアントライブラリと PHP 5.2 以降が必要です。
Oracle Database と PHP が同じマシンで動いている場合は、必要なライブラリはデータベースソフトウェアの中にすべて含まれています。 PHP を別のマシンで動かしている場合は、無料の » Oracle Instant Client ライブラリを使います。
Oracle Instant Client を使うには、basic あるいは basiclite の Oracle Instant Client ZIP ファイルあるいは RPM パッケージをインストールします。PHP をソースコードからビルドする場合は、さらに sdk の ZIP ファイルあるいは devel RPM パッケージも必要です。
PHP を動かすときには、少なくとも OCI8 をビルドしたときと同じバージョン以降の Oracle ライブラリを使わなければなりません。
Windows では、バージョン 10gR2 以降に由来するクライアントライブラリが php_oci8 の DLL に対して必要です。 PHP 5.3.5 以前の PHP 5.3 では、Oracle 11gR1 以降のクライアントライブラリが php_oci8_11g の DLL に対して必要です。 PHP 5.3.6 からは、Oracle 11gR2 以降のクライアントライブラリが php_oci8_11g の DLL に対して必要です。 PECL にある php_oci8_12c DLL は、Oracle 12cR1 のクライアントライブラリが必要です。 Instant Client のバージョンによっては、さらに mfc71.dll と msvcr71.dll が必要になるかもしれません。
注意:
OCI8 が 9iR2 のクライアントライブラリを使っている場合は、PHP から Oracle Database 8i, 9iR2, 10g あるいは 11g に接続することができます。 OCI8 が 10gR2 のクライアントライブラリを使っている場合は、接続できるデータベースは 9iR2, 10g, 11g あるいは 12c です。 OCI8 が 11g のクライアントライブラリを使っている場合は、接続できるデータベースは 9iR2, 10g, 11g あるいは 12c です。 OCI8 が 12c のクライアントライブラリを使っている場合は、接続できるデータベースは 10gR2, 11g あるいは 12c です。
注意:
OCI8 の全機能が使えるのは、 最新バージョンの Oracle クライアントライブラリとデータベースを使っているときだけです。