この » PECL 拡張 モジュールは PHP にバンドルされていません。 この PECL 拡張モジュールをインストールする方法は、 マニュアルの PECL 拡張モジュールのインストール という章にあります。 新規リリース・ダウンロード・ソースファイル・管理者情報・CHANGELOG といった関連する情報については、次の場所にあります。 » http://pecl.php.net/package/ingres.
この PECL 拡張モジュールの DLL は » http://esd.ingres.com/product/drivers/PHP/ からダウンロードできます。
これらの関数を利用可能とするには、 この拡張モジュールを » ダウンロード し、--with-ingres[=DIR] を付け、Ingres サポートを有効にして PHP をコンパイルする必要があります。ただし、DIR は Ingres ベースディレクトリで、/II/ingres が デフォルトです。環境変数 II_SYSTEM が正しく設定されていない場合、 Ingres をインストールしたディレクトリを指定するために --with-ingres=DIR を使用することが 必要となる可能性があります。
バージョン 2.x 以降用に書かれた PHP コードは、この PHP 拡張モジュールの以前のバージョンとの互換性はありません。 しかし、--enable-ingres2 オプションを使用すれば、互換性のないふたつのリリースを同一の PHP 環境で動かすことができます。この設定オプションは、 拡張モジュールの名前を ingres2 に変更し、 関数名や設定項目名そして定数名も変更します。 たとえば、このオプションを有効にした場合 ingres_connect() は ingres2_connect() となります。
この拡張モジュールを使用するには、環境変数 II_SYSTEM を定義しておかなければなりません。Linux や UNIX のユーザーは、 さらに LD_LIBRARY_PATH などで共有ライブラリのサーチパスも定義しなければなりません。 Apache web server で使用する場合は、これらの変数を Apache の起動スクリプトで明示的に設定する必要があります。 さらに、Ingres 拡張モジュールが正しい共有ライブラリを読み込めるように PassEnv ディレクティブも必要となります。
例1 Ingres 用の PassEnv の使用例
<IfModule mod_env.c> PassEnv II_SYSTEM PassEnv LD_LIBRARY_PATH </IfModule>
注意:
さまざまなウェブサーバーやオペレーティングシステム用の設定例については » http://community.ingres.com/wiki/Ingres_Articles#Ingres_and_Web_Servers を参照ください。