(PHP 5, PHP 7)
substr_compare — 指定した位置から指定した長さの 2 つの文字列について、バイナリ対応で比較する
$main_str
, string $str
, int $offset
[, int $length
[, bool $case_insensitivity
= false
]] )
substr_compare() は、main_str
の offset
文字目以降の最大
length
文字を、str
と比較します。
main_str
比較したい最初の文字列。
str
比較したい二番目の文字列。
offset
比較を開始する位置。 負の値を指定した場合は、文字列の最後から数えます。
length
比較する長さ。デフォルト値は、
main_str
の長さから offset
を引いたものと
str
の長さのうち、長いほうです。
case_insensitivity
case_insensitivity
が TRUE
の場合、
大文字小文字を区別せずに比較します。
main_str
の offset
以降が str
より小さい場合に負の数、
str
より大きい場合に正の数、
等しい場合に 0 を返します。offset
が
main_str
の長さ以上であるか、あるいは length
が設定されていて 1 未満である場合 (PHP 5.6 より前のバージョン)、substr_compare()
は警告を表示して FALSE
を返します。
バージョン | 説明 |
---|---|
5.6.0 |
length を 0 にもできるようになりました。
|
5.1.0 |
負の offset を使用できるようになりました。
|
例1 substr_compare() の例
<?php
echo substr_compare("abcde", "bc", 1, 2); // 0
echo substr_compare("abcde", "de", -2, 2); // 0
echo substr_compare("abcde", "bcg", 1, 2); // 0
echo substr_compare("abcde", "BC", 1, 2, true); // 0
echo substr_compare("abcde", "bc", 1, 3); // 1
echo substr_compare("abcde", "cd", 1, 2); // -1
echo substr_compare("abcde", "abc", 5, 1); // 警告
?>