(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7)
openssl_random_pseudo_bytes — 疑似乱数のバイト文字列を生成する
$length
[, bool &$crypto_strong
] )
疑似乱数のバイト文字列を生成します。長さは
length
パラメータで指定します。
暗号学的に強いアルゴリズムを使って疑似乱数を生成したかどうかを知ることもできます。
オプションのパラメータ crypto_strong
を使います。
これが FALSE
になることはまずないでしょうが、
古いシステムなどではそうなることもあります。
length
希望するバイト長。正の整数でなければなりません。PHP は、 このパラメータを非 null の整数値にキャストして利用します。
crypto_strong
これを渡しておくと、使ったアルゴリズムが暗号学的に強いものであるかどうかを表す
boolean 値が格納されます。「強い」とは、
GPG やパスワードなどに使っても安全であるという意味です。強い場合は
TRUE
、そうでない場合は FALSE
となります。
成功した場合は指定したバイト長の string を返します。失敗した場合に FALSE
を返します。
例1 openssl_random_pseudo_bytes() の例
<?php
for ($i = -1; $i <= 4; $i++) {
$bytes = openssl_random_pseudo_bytes($i, $cstrong);
$hex = bin2hex($bytes);
echo "Lengths: Bytes: $i and Hex: " . strlen($hex) . PHP_EOL;
var_dump($hex);
var_dump($cstrong);
echo PHP_EOL;
}
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
Lengths: Bytes: -1 and Hex: 0 string(0) "" NULL Lengths: Bytes: 0 and Hex: 0 string(0) "" NULL Lengths: Bytes: 1 and Hex: 2 string(2) "42" bool(true) Lengths: Bytes: 2 and Hex: 4 string(4) "dc6e" bool(true) Lengths: Bytes: 3 and Hex: 6 string(6) "288591" bool(true) Lengths: Bytes: 4 and Hex: 8 string(8) "ab86d144" bool(true)