(PHP 4, PHP 5, PHP 7)
odbc_binmode — バイナリカラムデータを処理する
$result_id
, int $mode
)バイナリカラムデータを処理できるようにします (関係するODBC SQL型: BINARY, VARBINARY, LONGVARBINARY)。
バイナリ SQL データが文字データに変換される時、ソースデータの 各バイト (8 ビット) は、2 つのアスキー文字で表現されます。 これらの文字は、16 進表現で数値をアスキー文字で表現したものです。 例えば、2 進数 00000001 は "01" に変換され、 11111111 は "FF" に変換されます。
binmode | longreadlen | 結果 |
---|---|---|
ODBC_BINMODE_PASSTHRU |
0 | 通過 |
ODBC_BINMODE_RETURN |
0 | 通過 |
ODBC_BINMODE_CONVERT |
0 | 通過 |
ODBC_BINMODE_PASSTHRU |
0 | 通過 |
ODBC_BINMODE_PASSTHRU |
>0 | 通過 |
ODBC_BINMODE_RETURN |
>0 | そのまま返す |
ODBC_BINMODE_CONVERT |
>0 | char として返す |
odbc_fetch_into() を使用した場合、 「通過」は空文字列が対応するカラムに返されることを意味します。
result_id
結果 ID。
result_id
に 0 を指定した場合、
ここで設定した値は、新規の結果に関するデフォルト値として用いられます。
注意: longreadlen のデフォルト値は 4096 で、
mode
のデフォルト値は ODBC_BINMODE_RETURN です。 バイナリロングカラムの処理は、odbc_longreadlen() の影響も受けます。
mode
mode
には、以下の値が指定できます。
ODBC_BINMODE_PASSTHRU
: BINARY データとして通過
ODBC_BINMODE_RETURN
: そのまま返す
ODBC_BINMODE_CONVERT
: char に変換し返す
成功した場合に TRUE
を、失敗した場合に FALSE
を返します。