Grapheme 関数
PHP Manual

grapheme_substr

(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PECL intl >= 1.0.0)

grapheme_substr部分文字列を返す

説明

手続き型

int grapheme_substr ( string $string , int $start [, int $length ] )

部分文字列を返します。

パラメータ

string

入力文字列。正しい形式の UTF-8 でなければなりません。

start

デフォルトの書記素単位での開始位置。 $start がゼロ以上である場合は、$string の $start 番目の位置から始まる文字列を返します。位置はゼロから数え始めます。 $start が負の場合は、文字列の末尾から数えて $start 番目 (書記素単位) の位置以降の文字列を返します。

length

長さを書記素単位で指定します。 $length が正の値の場合は、$start から数えて最大 $length 文字までの文字列を返します (文字列全体の長さによって変わります)。 $length が負の値の場合は、文字列の末尾から多くの書記素が削除されます (start が負の場合にはまず開始位置を算出してから行います)。 $start がこの削除された場所以降になる場合は、FALSE を返します。

返り値

$string の部分文字列を返します。

変更履歴

バージョン 説明
5.4 length に正の値を指定して、 引数の文字列がその長さより短かった場合に、start に基づいて残りのすべての文字列を返すようになりました。 以前のバージョンでは FALSE を返していました。

例1 grapheme_substr() の例

<?php

$char_a_ring_nfd 
"a\xCC\x8A";  // 'LATIN SMALL LETTER A WITH RING ABOVE' (U+00E5) normalization form "D"
$char_o_diaeresis_nfd "o\xCC\x88"// 'LATIN SMALL LETTER O WITH DIAERESIS' (U+00F6) normalization form "D"

print urlencode(grapheme_substr"ao" $char_a_ring_nfd "bc" $char_o_diaeresis_nfd "O"2, -));
?>

上の例の出力は以下となります。

a%CC%8Abco%CC%88

参考


Grapheme 関数
PHP Manual