GMP 関数
PHP Manual

gmp_setbit

(PHP 4 >= 4.0.4, PHP 5, PHP 7)

gmp_setbitビットを設定する

説明

void gmp_setbit ( GMP &$a , int $index [, bool $bit_on = true ] )

a のビット index を設定します。

パラメータ

a

変更したい値。

PHP 5.5 以前での GMP 数リソース、PHP 5.6 以降での GMP オブジェクト、あるいは数値に変換可能な数値形式の文字列。

index

設定するビットのインデックス。0 は最下位ビットを表します。

bit_on

true にするとそのビットを設定し (値を 1/on にし)、 false にするとそのビットをクリアします (値を 0/off にします)。

返り値

PHP 5.5 以前は GMP 数リソースを、そして PHP 5.6 以降は GMP オブジェクトを返します。

例1 gmp_setbit() の例 - インデックス 0

<?php
$a 
gmp_init("2"); //
echo gmp_strval($a), ' -> 0b'gmp_strval($a2), "\n";
gmp_setbit($a0); // 0b10 が 0b11 になります
echo gmp_strval($a), ' -> 0b'gmp_strval($a2), "\n";
?>

上の例の出力は以下となります。

2 -> 0b10
3 -> 0b11

例2 gmp_setbit() の例 - インデックス 1

<?php
$a 
gmp_init("0xfd");
echo 
gmp_strval($a), ' -> 0b'gmp_strval($a2), "\n";
gmp_setbit($a1); // インデックスは 0 から始まります
echo gmp_strval($a), ' -> 0b'gmp_strval($a2), "\n";
?>

上の例の出力は以下となります。

253 -> 0b11111101
255 -> 0b11111111

例3 gmp_setbit() の例 - ビットのクリア

<?php
$a 
gmp_init("0xff");
echo 
gmp_strval($a), ' -> 0b'gmp_strval($a2), "\n";
gmp_setbit($a0false); // インデックス 0 のビットをクリアします
echo gmp_strval($a), ' -> 0b'gmp_strval($a2), "\n";
?>

上の例の出力は以下となります。

255 -> 0b11111111
254 -> 0b11111110

注意

注意:

他の大半の GMP 関数とは異なり、gmp_setbit() は必ず既存の GMP リソース (例えば gmp_init() を使用して取得したもの) を使用してコールしなければなりません。 リソースは自動的には作成されません。

参考


GMP 関数
PHP Manual