(PECL eio >= 0.0.1dev)
eio_stat — ファイルの状態を取得する
eio_stat() は、
callback
の result
引数でファイルの状態を返します。
path
ファイルへのパス。
pri
リクエストの優先順位。EIO_PRI_DEFAULT
、EIO_PRI_MIN
、EIO_PRI_MAX
あるいは NULL
を指定します。
NULL
を渡した場合、pri
は内部的に
EIO_PRI_DEFAULT
となります。
callback
callback
関数が、リクエスト終了時にコールされます。
この関数のプロトタイプは、
void callback(mixed $data, int $result[, resource $req]);
data
は、リクエストに渡すカスタムデータです。
result
にはリクエスト固有の結果が格納されます。基本的には、対応するシステムコールが返すそのままの値となります。
req
はオプションで指定するリクエストリソースです。 eio_get_last_error() のような関数で使えます。
data
callback
に渡す任意の引数。
eio_stat()
は、成功した場合にリクエストリソースを返します。エラー時に FALSE
を返します。
成功した場合は、callback
の
result
引数に配列が格納されます。
例1 eio_stat() の例
<?php
$tmp_filename = "eio-file.tmp";
touch($tmp_filename);
function my_res_cb($data, $result) {
var_dump($data);
var_dump($result);
}
function my_open_cb($data, $result) {
eio_close($result);
eio_event_loop();
@unlink($data);
}
eio_stat($tmp_filename, EIO_PRI_DEFAULT, "my_res_cb", "eio_stat");
eio_open($tmp_filename, EIO_O_RDONLY, NULL,
EIO_PRI_DEFAULT, "my_open_cb", $tmp_filename);
eio_event_loop();
?>
上の例の出力は、 たとえば以下のようになります。
string(8) "eio_stat" array(12) { ["st_dev"]=> int(2050) ["st_ino"]=> int(2489173) ["st_mode"]=> int(33188) ["st_nlink"]=> int(1) ["st_uid"]=> int(1000) ["st_gid"]=> int(100) ["st_rdev"]=> int(0) ["st_blksize"]=> int(4096) ["st_blocks"]=> int(0) ["st_atime"]=> int(1318250380) ["st_mtime"]=> int(1318250380) ["st_ctime"]=> int(1318250380) }