input で異なった name を 使用することにより、複数のファイルをアップロードすることができます。
複数のファイルを一度にアップロードし、自動的にまとめられた情報を 配列で取得することが可能です。これを行うには、HTML フォームで 複数選択可能なセレクトやチェックボックスを指定する際と同様、 配列を用いた投稿用の構文を使用する必要があります。
例1 複数ファイルのアップロード
<form action="file-upload.php" method="post" enctype="multipart/form-data"> Send these files:<br /> <input name="userfile[]" type="file" /><br /> <input name="userfile[]" type="file" /><br /> <input type="submit" value="Send files" /> </form>
上記のフォームで投稿された場合、配列 $_FILES['userfile'], $_FILES['userfile']['name'], $_FILES['userfile']['size'] (4.1.0 より前のバージョンの PHP の場合は $HTTP_POST_FILES)が設定されま す。 register_globals が on の場合、 アップロードファイルに関してグローバル変数も設定されます。 これらの各々は、投稿されたファイルに 関する適当な値を有する数値を添字とする配列となります。
例えば、ファイル名が /home/test/review.html および /home/test/xwp.out のファイルが 投稿されたとしましょう。この場合、 $_FILES['userfile']['name'][0] の値が review.html となり、 $_FILES['userfile']['name'][1] の値が xwp.out となります。 同様に、$_FILES['userfile']['size'][0] の値が review.html のファイルサイズといったように なります。
$_FILES['userfile']['name'][0], $_FILES['userfile']['tmp_name'][0], $_FILES['userfile']['size'][0], $_FILES['userfile']['type'][0] も設定されます。
PHP 5.2.12 以降、 max_file_uploads は一回のリクエストあたりでアップロードできるファイルの数の制限値となります。 フォームからの一回のリクエストで、 これを超える数のファイルをアップロードしてしまわないようにしましょう。